メキシコペソの今後の見通し

高金利通貨で副業FXブログ-メキシコとアメリカ国境

メキシコはトルコリラ以上に上昇確率が高いです

メキシコペソの今後の見通し

メキシコペソの為替レートは、2014年後半からは長期下落傾向が見られています。

これはメキシコの主要輸出品である石油が、この時期を境に生産減少、及び価格低下を続けた事が大きな要因です。

また経済面で隣国アメリカへの依存度が非常に高い事に加え、治安や社会情勢に関しては、貧困層の多さ・犯罪発生率の高さで継続的・構造的な問題を抱えているのがメキシコの実情です。

その為、2017年に入っても低レートでの下げ止まり状況といった推移で、メキシコペソは貨幣価値で見ても芳しい状況ではありません。

メキシコペソの魅力・メリット

但し、同時に幾つかのレート上昇・下支えの要因も見られます。

まず州知事を決める選挙において、主要な州で与党の勝利が続いています。

政治的リスクの軽減に繋がると考えられる要素であり、2018年に控える大統領選挙までは政治的には比較的安定した状況が続く可能性が高いと想定されています。

また社会情勢に関するリスクの高さから通貨の信用性が若干薄い面があるので、メキシコペソは国際的にその流通を高める為に高金利政策を採用しています。

この金利を活かしてのスワップや差益狙いで為替保有を考える投資家の需要喚起には、概ね成功していると言えます。

加えて人口の構成から、メキシコは労働力人口が増加傾向にあります。

こうした状況では個人消費が比例して増加し易くなるので、経済的には堅調な状況になり易いサインと捉えられます。

先進国の一部において労働者人口が減りつつあるという条件がある一方で、メキシコではマンパワーによる潜在的な成長率は備えていると考えられるので、経済面からの注目は国際的にも高くなっています。

また隣国アメリカにトランプ大統領が誕生したことにより「アメリカとメキシコの国境に壁を作る」発言や「北米自由貿易協定(NAFTA)見直し」発言で、過度に売られた・メキシコペソ安になっていると市場関係者は見ています。

こうした条件から今後の見通しとしては、下げ止まりの状況から反転して穏やかにレートが上昇する局面に入るというのが、基本的な認識となっています。

(既に昨年2016年11月の最安値から現在およそ25%も上昇しています)

メキシコペソの長期保有を考えるようなケースでは、しっかりと傾向を掴んで置きたいものです。

メキシコペソの弱点・デメリット

同時に国の構造問題として、アメリカ依存度の高さからアメリカ経済の動向・政策の方針転換による煽りを受け易い事

治安面からのカントリーリスク、更には主要輸出品が資源である石油である為に石油価格の増減による資源リスクを抱えています。

故にメキシコペソは上昇局面に入ったとしても、何らかの切っ掛けで暴落が起きる可能性がある点は否定出来ません。

この辺りは見通しとしては読み切れない要素ですが、しっかりと頭に叩き込んで保有・運用を考える必要のある通貨と言えます。

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